ワキガというと欧米人に多くみられ、今までは日本人と関わりは浅かったのですが、
最近は食生活の変化から日本人もワキガの方が増えています。
しかし、そもそもワキガとは何なのでしょう。
ワキガの正体というのは簡単に言ってしまえば雑菌。
わきに存在する雑菌が原因で臭いが発生するのですが、ではなぜ雑菌が発生するのかと言うと、これはアポクリン腺から出てくる汗に原因があるのです。
アポクリン腺から出てくる汗にはもともとタンパク質や脂質、またアンモニアなどが含まれているので、どうしても雑菌が繁殖しやすくなり、キツイ臭いを放ってしまいます。
では、何故ワキガになる人とならない人がいるのでしょうか?
これに関しては諸説あるのですが、有力な説が根本的な原因であるアポクリン腺の数の違い。
アポクリン腺の数は個人差ががるので、人によって数が全く違います。
そのため、アポクリン腺の多い人がワキガになりやすいと言われているのです。
ちなみに、アポクリン腺の数はワキ毛とも深い関係があり、量に比例してワキ毛も増えるそう。
アポクリン腺の数は生まれたときに決まってしまうもので、ワキガ体質を根本から改善することは残念ながら難しいとされています。
そこで、少しでも臭いを抑えるために肉類の摂取を避けたり、わきの雑菌を退治してくれるクリームを使ったり、自分なりの方法で対策をしましょう。